【作品展のご挨拶】

 本日は作品展にお越しくださいまして、
まことにありがとうございました。

 「にじのはし」は2004年秋の発足以来、
隔週木曜日、未就園児の子どもと母親のための
サークルとして、親子が穏やかに過ごすひと時のなかで、


 ☆楽しい歌やリズム、言葉と出会う “手あそび”

 ☆「おもちゃ」や「おやつ」を作り上げる
   過程を楽しみ、完成する喜びを体験する “手づくり”

 ☆子どもの想像力、創造性を育む、自然で素朴な “おもちゃ”

 ☆一年間のリズムを感じ、心身を整える “季節感”

を大切に、さまざまな活動をしてきました。

 2008年からは、サークルを卒業した子どもたちが、
年齢に応じた芸術的体験ができる場として、
専門家を講師に迎えた土曜教室が生まれました。

 土曜教室は、絵の技巧を学んだり、
鑑賞のための作品を描いたりすることが
目的ではありません。

 五感に働きかける芸術的体験を通して、
感動とともに自分の内と外の世界を知ること。

「今」を生きている子どもたちにとって、描いて
いる瞬間の感動や気づき、色や絵や形を描く
行為そのものに意味があること。

 子どもたちが描いた「にじみ絵」や「エポックノート」から、
年齢に応じて変化していくテーマを通じて、
子どもたちの成長をご覧いただければ幸いです。